犬猫美容科 学習内容

猫学

猫は犬に比べて種類が少ない。そう思われている方はいませんか?
実は猫の種類も、その中のバリエーションも非常に豊富なのです。体の特徴には様々なパターンがあり、種類も多岐に渡るのです。
講義では猫の詳しい生態について学習して、実際の現場で役立つ知識を身に付けます。

授業では、こんなことを学びます。

猫の特徴 ~部位編 ~

猫は、頭から尻尾の先まで体の部位ごとに様々なパターンを持っています。
同じ種類でも毛の色の種類は沢山あるので、そのバリエーションは大変豊富になるのです。

体の部位(目、被毛、足etc) × パターン(色、形、長さetc)→ 多種多様なバリエーションに

猫種 Pick up ヒマラヤン

ペルシャ×シャムから誕生!穏やかで愛らしい猫です。

歴史
昔から愛猫家に人気の高かったペルシャとシャムの交配で生み出されました。ペルシャからは、体型やつぶれた顔や豊かなコート、温和な性格を引き継ぎ、シャムからは特徴的なコートカラーを引き継いだ猫です。
性格
温和な性格で、ヒトや他の猫とも仲良くなります。のんびりゴロゴロすることを好む
  • アイシェイプ 真ん丸
  • アイカラー ブルーのみです
  • ボディー 短胴短肢(ずんぐりしている)
  • サイズが小さく、はなれているのが特徴
  • 尻尾 ふさふさの被毛をもつ

猫の特徴 ~種類編~

猫種別に、歴史や身体的特徴や性格について学びます。犬と同様、理想的な体型やアイカラー等が定められており、これらの知識は美容や繁殖を行う上で欠かせません。また、性格を把握することで猫を上手に扱えるようになります。

猫学をしっかり学ぶことで、どんな猫にも対応できるプロとしての知識を身に付けることができます。

猫美容実習

犬美容実習と同様、モデル猫をお預かりして美容の一連の流れを学びます。2年間の学習期間を活かし、基礎となるグルーミングから、段階的に応用技術を習得していきます。
例えば2年次では、被毛の扱いが難しい長毛種を1人で担当します。ショーグルーミングの技術についても学び、現役のショーキャットを担当する場合もあります。このように、猫美容をトータルにマスターできる実習となっています。

Teacher
粥川 起久子 先生

猫美容実習で身に付けて欲しいことは?
犬と猫は全く違う動物です。
猫の特徴を理解して、適切な猫の扱い方、美容の方法をマスターして欲しいですね。
  1. ネイルカット 猫は爪をといで鋭くとがらせています。爪が伸びていると、グルーミング中にグルーマーや猫自身を傷付けてしまう恐れがあるので、一番初めに切ります。
  2. コーミング 全体の毛をとかして、抜け毛を取り除いたり毛玉をほぐす作業です。毛玉が残っていると、後のベイシング作業で固まることもあるので丁寧にとかしてあげましょう。
  3. ベイシング 短毛種は、指先で皮膚をマッサージするように洗います。長毛種は、毛並みにそって優しく洗います。目や口のまわりも汚れが付き易いので丁寧に洗いましょう。
  4. ドライング 毛をとかしながら、乾きにくい毛の根元から乾かします。ドライヤーは、猫がおどろかない様に弱風でお尻の方から当てて、徐々に慣らしていきましょう。
  5. 仕上げ 猫の耳は柔らかくてデリケートです。ドライング後に、脱脂綿や綿棒で軽く水分を拭き取ります。

Advanced Technician
山次 真椰 さん
愛知県 東海商業高校出身

猫美容実習の好きなところは?
大好きな猫と常に触れ合えるので、実習そのものが大好きです。猫を上手に扱えるようになって、先生に褒められた時は達成感がありますね。今後は猫が疲れないように、スムーズに美容できるスキルを身に付けたいです。

ここに注目!!

  • アゴ、尻尾はよく洗うこと!
    • 猫のアゴ、尻尾は分泌物が多い箇所なので、しっかり洗います。
    • アゴは、清潔にしていないと「ブラックヘッド」という小さな黒い塊ができてしまう事があります。また尻尾には「スタッドテイル」という分泌物が多く出すぎてしまう事による皮膚炎を起こしている猫がいるので、猫の皮膚の状態をしっかりと確認します。
  • 上手にシャンプーをするコツ
    • 本校では、バケツにぬるま湯をはって、中を泡風呂のようにする独自の工夫をしています。こうすることで、時間短縮になり、汚れもおちやすいです。
    • シャワーを使う場合は、シャワーヘッドを肌に押し当てると音が抑えられるので、猫もあまり驚きません。